着床不全・不育症検査

当院の着床不全・不育症検査の特徴

着床不全・不妊症なかなか着床に至らない着床不全、流産・死産を繰り返す不育症は、元気な赤ちゃんを持つまでの大きな障害となります。
四条烏丸レディースクリニックでは、着床不全、不育症検査をし、患者さまのお悩みにお応えしております。いずれもさまざまな原因が考えられるため、一筋縄ではいかないこともありますが、適切な検査をご案内し、皆様の願いを叶えるサポートさせていただきます。

着床不全・不育症とは

着床不全とは

良好な胚を数回以上移植しても、妊娠に至らないことを「着床不全」といいます。子宮内の環境において何らかの異常が生じ、着床が妨げられているものと考えられます。
原因は解明されていない部分も大きいものの、検査によって絞り込むことで、有効な対策を立てることができます。

不育症とは

流産・死産を繰り返し、元気な赤ちゃんの出産に至らないことを「不育症」といいます。さまざまな原因が考えられますが、その特定によって対策を立てることができます。
一般に、不育症の検査の対象となるのは、流産を3回以上繰り返している方となります。ただ、3回未満の方、あるいは流産の経験がない方でも、ご希望であれば、スクリーニング検査を受けていただくことが可能です。

着床不全の検査
血中ビタミンD・亜鉛の不足を調べる検査

血中ビタミンDは着床不全の原因に、亜鉛の不足は排卵・着床にかかわるホルモンの合成に影響すると言われています。不足していた場合には、食事療法、サプリメントにより補います。

子宮ファイバースコープ検査

ポリープ、筋腫、子宮内膜炎の有無を確認します。ポリープ、筋腫が見つかった場合には突出度によっては切除します。子宮内膜炎は、抗菌薬にて治療します。

甲状腺機能検査

血液検査にて、甲状腺ホルモンを調べます。異常が見つかった場合には、専門医をご紹介します。

糖代謝異常の検査

血液検査にて、子宮内膜の状態に影響する、インスリン抵抗性などを測定します。
糖代謝改善薬にて治療します。必要に応じて、専門医をご紹介します。

糖代謝異常の検査

血液検査にて、子宮内膜の状態に影響する、インスリン抵抗性などを測定します。
糖代謝改善薬にて治療します。必要に応じて、専門医をご紹介します。

免疫異常を調べる検査

循環障害を招き胚の発育を障害する自己抗体、胚への寛容性が低下する特殊免疫などの免疫異常を、血液検査にて調べます。

当院で行う不育症の検査

血液凝固検査

血液の凝固能力は、流産との関連が指摘されています。

血液内分泌検査

甲状腺機能異常、高プロラクチン血症、糖尿病を調べる検査です。

着床不全・不妊症の治療について

着床不全・不妊症の治療につきましては、グループの足立病院生殖医療センターに連携して治療を行います。